大隅NIFS vs ヴォルカ鹿児島

メンバー&フォメ


前半は、お互いが中盤で潰しあう激しい攻防。最後まで持つのか?と心配してしまうくらい飛ばしていたと思う。


先制したのはヴォルカ。セットプレーからの折り返しを廣濱選手が決める。しかし、その5分後、藤本洋介選手が左サイドから切れ込み角度のないところからのシュートが決まり同点にされてしまう。しかし、その直後に先制点と似たような形から西さんが合わせてすぐにリードを奪う。


後半は、ニフスペースで試合が進む。ヴォルカは、守備こそ集中しているが、攻撃面での精度を欠く。縦への展開が単調になり、徐々に受け手と出し手との間にずれも見られ、何をそんなに焦っているのだ?と疑問に思うほど。


後半16分に、右サイドからのクロスがバーに当たり、こぼれた所を西さんが押し込んで駄目押しの3点目を奪うが、流れは変わらず。攻めているけど、どこかチグハグな感じがして、2点のリードをしているチームとは思えないほどだった。


69分に、白星選手に返され、1点差とされると、西さんの負傷退場という不運。そして、セットプレーから大津選手に決められ同点とされてしまう。


こうなると、ヴォルカに余裕はなくなる。少なくとも、観ている側としては、余裕があるようには見えなかった。まだ焦る時間帯ではないのに、パワープレーを敢行。同点にされた時点で、残り時間は10分くらい。無理にパワープレーをすべき時間帯ではない。中盤での寄せをしっかりしてショートカウンターに持っていくパターンで悪くはなかったのに。本当に嫌な流れだった。


そして、同点にされた10分後に、最悪のパターンで逆転を許す。バックパスが中途半端になり、誰が処理するのかがはっきりせず、一瞬エアポケットが出来る。そこに馬場選手が詰めてきて、慌ててGKがクリアしようとするが、タイミングが遅れ、馬場選手に当たって入ってしまう。


試合終盤の踏ん張り所で、ミスによる失点…。気持ち的には結構堪えると思われる。リードを奪い、後半は流れを掴んでいたニフスは、後のは時間を使うだけ。余裕を持ってプレーできていたので、逃げ切りに成功し、4-3で逆転勝利を収める。決勝は2年連続で兄弟対決に。



HPもよろしく。
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