日本1‐1ベナン

ワ−ルドユ−ス

う〜ん、なんだかなぁ…
先制点を与えてはダメでしょう!
それと、攻撃はもう少し工夫をこらしたほうが良い。
平山は、このチ−ムの主軸なのは事実だけど、何か頼りすぎている感じがする。ボ−ルを必ずと言っていいほど平山に当てていた。
サイドに展開してもタ−ゲットは平山。競り合いで勝てても、相手が体を当ててきたら充分な体勢でシュ−トやパスは出来ないので精度は落ちる。カレンや家長のドリブルや、ボランチの飛び出しなどがもっとあったほうが攻撃に厚みが出来ずはず。
後半は、水野を投入し、前線でボ−ルをキ−プすることが出来た。そこから兵藤や左サイドの家長との連携は良かった。しかし、そこからの展開は相変わらずで、平山1人が張っている感じ。中の枚数が足りなすぎる。
放りこみをやめてパスやドリブルで崩したほうが効果はありそうに思えた。特に家長のドリブルはアクセントになっていたし、水野、兵藤とのコンビネ−ションを使えば平山もより有効に使えただろう。
日本のゴ−ルは、水野のフリ−キックだったのだが、そのきっかけのプレ−は、家長がドリブルで中へ斬りこんでのこと。もう少し多用すればゴ−ル前でフリ−キックが貰えて追加点も可能だったと思う。
試合終盤はベナンの3番の選手が退場し、数的優位になるも、ベナンは引き分けで良いと判断したのか、プレ−を急がない。結局、1‐1で試合は終了したわけだが、2試合を終えて、日本は流れの中からゴ−ルが奪えていない。守備は粘り強く対応していると思うが、先制点を与えている部分と攻撃の質については次のオ−ストラリア戦の課題。これが克服できなくては、ベスト4など夢で終わってしまう。選手の質は悪くないだけに、戦術的な部分の見直しは必要かも。