血迷ったか、田嶋


大熊残留希望…nikkansports.com


開いた口が塞がらないよ…

ワ−ルドユ−スを闘ったU-20代表とコンフェデを戦ったA代表の決定的な違いは連動性があったかどうか。
相手からボ−ルを奪い、守備から攻撃への切替えの際に、近くの味方に預け、そこから周りが動き出し、複数のパスコ−スを作り、1タッチ、2タッチ以内でシンプルにはたくことが出来るかということ。
A代表はそれが出来ていたが、U-20代表はそれが出来ていなかった。
A代表はショ−トパスを繋ぐサッカ−をしているので、この動きが出来ていなかったらどうしようもない。前線に高さのあるFWがいないため、放りこんだとしても相手CBに弾き返されるのがオチだから。
逆にU-20代表の場合、平山という高さのあるFWが存在する。前回のWYやU-23代表としてアテネ五輪も経験している選手で、この年代ではずば抜けた存在。だから、平山に当てることを主とするという発想は間違いではないはず。ただ、平山へのサポ−トが巧く出来ていなかった。
守備の際にボ−ルを奪っても、そこから切替えが遅いため、ショ−トパスを繋いで攻撃をすることが出来ない。なので、ロングボ−ルを平山に当てざるをえない状況になっていた。
そこで平山に当てても、周りがサポ−トにいくのが遅れるし、平山へ対するフィ−ドの精度が悪ければ意味がない。
ショ−トパスを繋ぐサッカ−をしようが、放りこみ主体のサッカ−をしようが、連動性がなければ意味がない。大熊が今後、監督業を続けるかどうかなんてはっきり言えば興味ないが、もし、続けるのであればまずは連動性を高めることが大事だと思う。