U-20代表ベトナム遠征

U20ベトナム遠征に増嶋ら=サッカー(スポナビ)

日本サッカー協会は19日、ベトナムの国際大会(26−30日、ハノイ)に出場する20歳以下(U20)日本代表に、DF増嶋竜也(F東京)ら20選手を選出した。Jリーグで主力となっているMF本田圭佑(名古屋)らは外れた。
大会には日本のほか、ベトナム、タイ、マレーシアの23歳以下代表が出場し、総当たりで争われる。現在のU20は北京五輪を目指す世代で、強化として最初の大会となる。元C大阪監督の塚田雄二氏が暫定的に指揮を執る。
sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/headlines/20051019-00000078-jij-spo.html

メンバーは、Jリーグで主力として試合に出ている面子は召集されず、控え組中心。
北京五輪へ向けての強化ということだが、このチームのネックは監督。前回のアテネ世代では、81年組が西村監督で、83年組が大熊監督、そして五輪代表が人間力と、異なるスタイルの監督で同じ"代表であるはずなのに、まるで異なるチームのようだった。また、監督としての国際経験の乏しさ、能力面でも、疑問の残ったため、今度の北京五輪ではその失敗を教訓にし、優秀な監督を招聘すべきなのに、ワールドユースで失敗した大熊や、監督経験の乏しい柱谷哲二が候補とは…。
今のところ、代行として塚田監督が指揮を取るようだが、そのまま監督就任なんてことは勘弁願いたい。
日本のサッカーにおいて、五輪の持つ意味は決して小さくない。シドニーのときも、アテネのときも、2年後のワールドカップの代表へという考えがあったし、今回も南アフリカ大会に繋げる場として考えているはず。であれば、代表監督が兼任で就くなど、A代表と一貫したチーム作りをするとか、他にも方法はある。経験豊富な外国人監督の招聘が今の段階では理想だと思うが。