G大阪、二川負傷

G大阪MF二川、左足負傷で復帰に3週間(nikkansports.com)
G大阪は21日、MF二川孝広(25)が左足首の関節部骨挫傷で、復帰まで約3週間かかる見込みと発表した。20日の練習で負傷、大阪府内の病院で診察を受けた。
明日のトリニータ戦は確実に出れないことが濃厚。おそらく、左サイドは家長が使われる。
ちなみに、明日の予想スタメンはG大阪
GK 藤ヶ谷
DF 山口、宮本、シジクレイ
MF 渡辺、橋本、遠藤、家長、フェルナンジーニョ
FW 大黒、アラウージョ
トリニータ
GK 西川
DF 深谷、三木、福元
MF 梅田、エジミウソントゥーリオ、根本、吉田
FW マグノ・アウベス、高松
勝っているチームはいじらないのが鉄則。二川を怪我で欠くとはいえ、大幅に変更させることはないだろう。
ガンバが勝利するには、やはり持ち前の連動性で相手ディフェンスを崩すことにある。プレスは厳しく、もたつくと囲い込んでくるため、無駄に持たず、ダイレクトで繋ぐことが大事だと思う。
攻撃面に関してはさほど問題ではないはず。ただ、ネックなのが守備。
攻撃力は凄まじいものがある反面、ディフェンスは決して強固とはいえない。宮本は、体格的にも運動能力的にも並の選手。クレバーな守備が売りとはいえ、Jリーグでは軽率なミスも少なくない。左ストッパーのシジクレイも、高さはあるものの、鈍重でスピードに欠く。山口も含め、この3人は、ストッパーというよりもリベロに適正があるため、引いて間合いを詰めて相手の出方を伺う守り方をする傾向がある。その部分で中盤との連携が巧くゆくがが鍵。もし、間延びしてしまえば、繋ぐことも出来るようになったトリニータの攻撃陣にやられる恐れもある。
ガンバディフェンス陣が特に注意しなければならないのはやはり、マグノ・アウベス。元セレソンらしく、高い技術を持ち、自らゴールを奪うだけでなく、チャンスメイクも出来る。DFの視界から消える動きは要注意。
トリニータが勝利するには、チャンスを確実にモノにすることが大事。ガンバの攻撃は前の3人*1だけでなく、左サイド家長*2ボランチ遠藤までもが前線に顔を出す攻撃は破壊力抜群。全員がめまぐるしく動いているため、なかなか抑えるのは容易ではない。なので、点の取り合いは必至。
90分間後に、ガンバより多く点を取れるようにチャンスは確実にモノにしておきたい。
ガンバの守備はオフェンスに比べると磐石ではないので、オフ・ザ・ボールの走りこみを多くこなせば崩すのは難しい作業ではないはず。また、左サイドの家長は、攻撃力はある反面、守備は巧くないので、梅田がいかに優位な状態に持っていけるかも大事だろう。

*1:大黒、アラウージョフェルナンジーニョ

*2:レギュラーは二川だけど、怪我してるため、明日のスタメンが濃厚