名古屋グランパス2‐1ガンバ大阪

ガンバは痛い敗戦。まだ首位はキープしてるけど、セレッソが猛追してきてるし…
ガンバは、攻めのときの運動量が少なくなっているね。すぐに縦にボールを預けるし、そこからサイド、ボランチが追い越して行く動きはそんなにないし、何か、後は3人でどうにかしてくださいって感じした。まるで02年のレッズみたい*1
それでも、攻撃陣は脅威なんだけど、精度は確実に落ちている。元々守備は巧いチームじゃないから、攻撃が防がれたらマズい。
この試合では、大黒は欠場したんだけど、代わりに出た三木は大黒とは違い、オフ・ザ・ボールの時にそんなに動かないけど、ポストが巧く、アラウージョやフェルナンジーニョへボールを繋ぐいい中継地点になっていた。ただ、後半はやや尻窄みな感じだったけど。
それと、宮本のラインコントロールが強気だったのが驚いた。あれを代表でしてくれればいいんだけど(汗)
対してグランパスは、あの守りでよく逃げ切れたな、という印象。
球際は強かったけど、マークに対しては甘い。相変わらずボールウォッチャーになっている。試合中盤当たりではそうでもなかったけど、終盤、ガンバの猛攻が続く時間帯では、フリーになっている選手も結構いたし、裏のスペースは狙われていたし、楢崎には助けられていたし、勝ったからいいけど酷でぇよ。攻撃に関しては、リズム良く繋ぐことも出来てたので、まずまずだけど、あの守備はねぇ…。今後の課題は組織でいかに守れるかだね。
あ、個人的にはクライトンのFW起用は賛成。ボランチとは名ばかりで守備しないし。でも、04年の2ndステージのレッズ戦では、結構守備も精力的にこなしていた。あれは、まさか別の人だったのかなぁ？？
MOM:クライトン

*1:永井、エメルソン、トゥットの3人の個人能力頼みの攻撃をしていた。後の選手は基本的に守備的に振舞っていた