ユーロ予選の組分け - 時々呟き用ブログ

今回は、各グループの上位2カ国が本大会進出らしい。

グループA
ポルトガル、ポーランド、セルビア・モンテネグロ、ベルギー、フィンランド、アルメニア、アゼルバイジャン、カザフスタン

ワールドカップ出場国のポルトガル、セルビア・モンテネグロが有力か。ポーランド、ベルギーも侮れないし、フィンランドも不気味*1。ここ最近は、ユーロ2004でも予選で消え、2006年のワールドカップにも出れないベルギーだが、コンパニ、ヴァン・ブイテン、ブッフェルなど好選手は揃う。どこのグループも、2、3カ国くらいで争うことが予想されるが、ここは激戦区となるかも。
ポルトガルが1番抜けていると思うが、気になるのはベテラン選手の進退のとこか。ワールドカップを最後に代表から退くのか、それともユーロを最後にするのか…。フィーゴは多分、ワールドカップを最後に代表から退くだろうし、パウレタもユーロのころは30代半ばを迎える。だから彼等はワールドカップが最後だとは思うが、コスチーニャやヌーノ・ヴァレンテといった30代前半の選手達はどうするのだろう？ポルトガルは若い世代も育っているから問題ないとは思うけど。

グループB
フランス、イタリア、ウクライナ、スコットランド、リトアニア、グルジア、フェロー諸島

フランス、イタリア、ウクライナの三つ巴の争いが予想される。しかし、ジダンが去ったあとのフランスはチーム作りが巧く進むのかが不安。イタリアは中堅選手が多く、まだ大丈夫だとは思うが、DFに関しては不安が募る。ネスタはまだ残るかもしれないが、カンナバーロは？マテラッツィは？ファバッリは？
ちょうどこの時期は、今の中堅選手がベテランになり始める時期なので、ザンブロッタやガットゥーゾに代わる選手の台頭も同時に表れないと厳しい。最近のイタリア代表は、中堅クラスのクラブからも多く選手が召集され、普段のクラブレベルにおける大舞台*2の経験が以前よりも浅くなると思われ、その部分を懸念している評論家もいるとか。
今後、パレルモやフィオレンティーナがヨーロッパカップの出場権を目標にするクラブからスクデットを狙うクラブに変貌するのか？中堅クラスでプレーするアズーリの面々がビッグクラブに引き抜かれるのか？それだけが全てではないが、イタリアも必ずしも明るい未来が待っているわけでもなさそう。ただ、この国は突如、彗星のごとく選手が表れるので、そこまで悲観する必要ないかも*3

グループC
ギリシャ、トルコ、ノルウェー、ボスニア・ヘルチェゴビナ、ハンガリー、モルドバ、マルタ

ギリシャ、トルコ、ノルウェーの三つ巴か。
しかし、このグループはワールドカップ出場国が1つも含まれていない。ユーロ2004優勝以降、若干力が落ちた感じのするギリシャ、リーセ等数名以外にこれといったタレントが見当たらないノルウェーと比べると、タレントは比較的揃っているトルコが有力…と言いたいが、タレント力だけでサッカーは勝てない。予想が難しい…。
でも、ギリシャ、ノルウェーに比べて、ヌリ・サヒンのような逸材も出てきているトルコの未来は比較的明るいのは確かだね。それでも、本選出場が固いわけじゃないけど(汗)

グループD
チェコ、ドイツ、スロバキア、アイルランド、ウェールズ、キプロス、サンマリノ

チェコ、ドイツが有力。
本命はドイツ。チェコは、ネドベド等の世代に続く若手の台頭が遅れている。過去の代表の動向では、ユーロ時がピークで、ワールドカップ予選のころは下降線を描いていたが、ロシツキやバロシュはいるけど、どうなんだろう？ユンとかあの辺の選手の成長次第かな。
ドイツは、若い有望な選手が多く出るようになった。2000年〜2002年頃のイングランド状態。順当にいけば、2010年の南アフリカワールドカップは本命の1つになるだろうポテンシャルを秘めているだけに、ここで躓くとは思えない。主力はワールドカップを経験して逞しくなるであろうから。
アイルランドやスロバキアも可能性はあると思う。チェコ当たりは食えるかも。

グループE
イングランド、クロアチア、ロシア、イスラエル、エストニア、マケドニア、アンドラ

イングランド、クロアチアが有力。ロシアの動向は今のとこよく解らんけど、イングランドは、80年代生まれの選手*4がキャリアのピークを迎える年齢だし、まだまだオーウェンやリオも健在だと思うから、大幅な戦力ダウンはない。クロアチアも80年代生まれの主力*5がピークを迎えつつある年齢であり、こちらも大幅に力が落ちるとは考え難い。