ボスニア戦雑感

相手はまあまあ強かった。あれがベストなのかは知らんけど、バルバレズやミシモビッチなど、主力と思われる選手もいたし…。でも、ワールドカップで対戦する国と比べてどうだろう?欧州予選では、スペインやセルビア・モンテネグロといい勝負をしたと言うが、結局、ワールドカップに出れない国だし、ユーロも出れていないはず。クロアチアやオーストラリア以上の力があるとは言えないよ…。
相手のプレスはそこまで厳しいとは感じなかったけれど、戻りは早かった。それと、ちょこちょこ繋いでくる。高さも日本よりはあったし、良いシミュレーションにはなった。つまり、このままではW杯本番では勝てないと…。
攻撃では、フォローが遅いのが気掛かり。ビルドアップしたときは、ボスニアの選手はほとんど戻りきっていて、速攻を仕掛けることが出来ていない。あと、不用意な縦パスも結構あった。
FWに良い形でボールを預けれないし、サイドからの展開も遅い。
元々、4‐2‐2‐2のシステムでは、サイドからの展開よりも中盤での組立てがメインとなるのだが、サイドからの展開を無視していいわけではない。三都主は、守備面での進歩はまったくなく、サイドの攻防で優性に立てないから、攻撃参加が遅れる。加地もそこまで良い攻撃は出来ていなかったかな…。
三都主はもう限界でしょ…。4バックでいくならナカタコ、3バックならば村井を使ってくれ…。
あと、ディフェンス。中澤の動きがだんだん悪くなってきている。あのPKのシーンはファウルではないけど、簡単に振り切られたりと、精彩を欠いた。コンビを組む宮本は4バックには向かないので、中澤が崩れるとDFはエラいことになる*1

*1:サイドバックの2人も守備下手だし