vs城西高校

この大会は天皇杯の予選を兼ねているけど、どうも天皇杯と表現するには抵抗を感じますが、まあ、天皇杯に繋がる大会ということで、カテゴリーには「天皇杯」を入れているんですけど。


対戦相手は城西高校。新人戦で2位だったので連盟推薦だっけ?それで参加。この段階で当たる相手としては、ここ数年で1番ヤバい相手ではないかと。ベストメンバーで来るのかどうかは解らなかったけど、レギュラーだと思われる選手もいたので、2軍で挑んだわけではなさそう。

スタメン
GK 堀川智行
DF 長浜隆浩■52分、別府大輔(33分 東 大陽)、松下尚樹■82分、日高潤也
MF 原 伸吾(72分 藤田俊一)、諏訪園一吉、花房 瞬(51分 久野 聡)
FW 西 眞一■39分、辻 勇人(72分 松本哲也)、山田裕也■18分(54分 廣濱賢一)
SUB 柳元勇斗、永田星馬、城本裕馬、川邉直太
得点 東 大陽(89分)、西 眞一(96分)

------西--山田---
--
花房-諏訪園----
日高-松下-別府-長浜
--------堀川-------

↑フォメ。FWは自由に動き回っていたので、誰が右で、誰が左でとかそういうのはないです。

2(0-0,0-0,1-0,1-0)0

前半は城西ペースで、城西の攻撃をギリギリのところで食い止める形に。城西の繋ぎに手を焼いていた。
中盤引かざるを得ず、攻撃に切り替わる際にFWに対してのサポートが満足に行えない。DFのパスミスも目立ち、嫌な感じだった。


後半は、中盤でボール奪取&セカンドボールを拾う頻度も増え、縦への展開もスムーズに行えるようになる。また、途中出場の久野選手の突破も効いていたと思う。壁パスを上手く使っていたし、LSBの日高との連携もなかなか。周りから孤立することがなかったので、無謀な突破もせずにすんでいたし。

とはいえ、終盤になると、運動量も落ち、カウンターからシュートを打たれる場面もあり、延長になるとヤバい感じもしたが、選手交代も有効に使い、運動量の低下をカバーしていた。暑い時期の試合はこういったベンチワークも重要。


延長前半終了間際に、コーナーキックから東選手が合わせ、先制すると、ヴォルカは時間を上手く使い、城西をじらしにかかる。これが功を奏したのかは解らないが、城西のプレーがやや雑になり、後半に関しては、ヴォルカペース。延長後半6分に西さんが駄目押しのゴールを決めて勝負あり。


  • 総括
    レベルの高い相手に無失点で勝ったことは収穫。
    交代を有効に使えていたと思う。

    課題は、個々の役割分担かな。現行の4-3-3システムのMF陣とFW陣なんだけど、3トップの場合、一般的にはサイドアタッカー2人をFWに置き、サイドからの崩しを選択肢の1つにしているが、ヴォルカの場合、サイドアタッカー3人を置くという形ではなく、FWが流動的に動いているため、サイドからの展開にやや乏しさを感じる。攻撃陣は中央に陣取ることも多く、縦に展開するときに、サイドにはたけない。それだと、相手DFも対応しやすいだろう。
    中盤の選手への負担も大きく、特にサイドの2人が、中央のカバーとサイドの攻守両面での働きをこなさなければない。
    現在は、公式戦4連勝中なので、無理にシステムをいじる必要はないけど、連動性がまだいまひとつな感じなので、改善の余地はありなのは間違いないかと。



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