それは違う、負けていいわけがない

高校選手権が終わり、それについての記事をよく見かけるようになり、野洲のしていたサッカーの素晴らしさが当然取り上げられる。やはり、鹿児島県民としては、野洲のしてたサッカーの巧さは認めつつも、鹿実が負けてしまったことのほうが凄く悔しい。
そういえば、以前、国見が選手権3連覇がかかっていたとき*1、国見のフィジカルを利かしたサッカーに否定的な記事があり、スピード、運動量、フィジカルにロングボールを多用したサッカースタイルごと否定していたのだが、今回の鹿実の敗退ももしかしたらそういった記事が出るかもしれないと思っていたが、野洲を称える記事はあっても鹿実のサッカースタイルを否定するような記事はなかった。
しかし、某サイトの掲示板に鹿実が負けて良かったといった旨の書きこみがあった。この書きこみをした奴には失望だ。野洲みたいなクオリティの高いサッカーは見ていて面白い。高校から先のことを考えれば野洲のしているサッカーの方がいいかもしれない。だからといって鹿実が負けて良いわけがない。選手は皆、勝ちたいのだ。そのために、他のことを犠牲にしてサッカーをして、試合に勝ちたい。日本一になりたい。そしてプロに行きたい…といろいろな想いがあるはず。負けていいわけがない。選手権に出るチームは負けていいチームなんてないんだ!

*1:02年度。決勝で市船に0‐1で敗れた