しょうがないけど切ない夢

ヴォルカ鹿児島Jリーグに昇格する夢を見た。
2000何年になっているのかは忘れたけれど、80年代生まれの選手達が20代後半くらいだったのだけは覚えている。んで、ヴォルカがJリーグに昇格した関係で、地元の企業やサッカー協会などの強力もあり、練習場やクラブハウスの確保、ユースチームの設立などJリーグのクラブとしてやっていけるだけの体制になり、鴨池も多少改築され、電光掲示板もいいやつになっていた。
新戦力の獲得もセレクションで集めるのではなく、外国人選手や他のJリーグクラブからの引きぬきをし、戦力もJリーグクラブとして申し分ない陣容となっていた。
そこで、ショックというか、空しさを感じされる部分があり、既存の選手達が次々とクラブを退団していくのだ。公式サイトには退団する選手達のコメントが載っており、今、現実のヴォルカ鹿児島とはまったく違う面子が揃う。Jリーグ昇格のために、仕事をしながら必死に頑張ってきて、クラブ存続の危機なども経験し、そんな中での昇格…。そして退団…。夢とはいえ、目覚めたときになんとも言えない、もやもやもたいなのがあった。
アルエット熊本ががロッソ熊本に代わり、本格的にJリーグ入りを目指すこととなった05年、セレクションで多くのプロ経験者や大卒の即戦力クラスの選手が加わり、04年に所属していたアルエットの選手達はクラブを去ったとき、ファンはこんな気持ちだったのかな?
以前、サカコムをしてた頃、ヴォルカ鹿児島ファンに20の質問をやっていたが、その中で「もし、あなたがヴォルカで1番好きな選手が移籍してしまってもあなたはヴォルカを応援しますか?」という質問を作ったが、ヴォルカが存在する限り応援し続けるとは思うが、もし、アルエット→ロッソになったときみたく、ヴォルカの選手が全員退団するようなことになった場合、同じ気持ちで応援し続けることは困難ではないかとも思ってしまう。やっぱり、選手にも愛着はあるし、ただ「ヴォルカ鹿児島」という名前だけで応援は難しいかも…。