アルヘンとオランダが勝ちぬけ

死のグループと言われたグループCはアルゼンチンとオランダが順当に勝ちぬけ。グループリーグ最終戦で1位か2位かが決まる。


  • アルゼンチンvsセルビア・モンテネグロ
    アルヘンの大勝。まさか堅守が売りのSCGから6点奪うとは…。いや、これはマジで予想外。アルヘンは強いね。最近のテストマッチでは、ペケルマンが珍采配してたりするので、マズいもんだと思っていたが…。この試合に限っては珍采配はなかった。テンポ良くパスを繋ぎ、1対1の攻防でも圧倒。守備面でも、SCGの攻撃に慌てることもない。


    6得点全てが流れの中からのゴールって凄いよ。1つ2つくらいはセットプレーの得点ってあるものなのに。後半は、SCGの集中力が切れていたこともあってほとんどアルヘン攻撃陣のショーと化していた。


    SCGは堅守から速攻に活路を見出そうとしていたのだろうが、テンポの良い相手の繋ぎにプレスが効かず、高い位置でボールが奪えないので、速攻も出来ない。FWの選手にボールが渡ってもフォローに行けず、独力で打開するしかない。しかし、独力では打開出来ず、キープするのがやっと…。ベストメンバーではなかったらしいが、それでも力の差がちょっとあったかな。


  • オランダvsコートジボワール
    最初にペースを掴んだのはエレファンツ*1で、オランダはシュートに持って行くことが出来なかった。


    それでも、先制したのはオランダ。ゴール前でのフリーキックファン・ペルシが決め、その後はパス交換からファン・ニステルローイが2点目を決める。


    エレファンツがその後、1点返し、試合は白熱してくる。オランダは、両ウィングのドリブルを主体に、エレファンツは前線のドログバやA・コネ等を中心に。ただ、共に決定力は欠く。また、エレファンツの方は、要所で球離れが悪かったりと、チャンスをフイにしてしまう。


    後半は、同点にしたいエレファンツが必死に攻める。ただ、体を張ったオランダの守備陣に防がれてしまい、低い精度のシュートしか打てない。攻める回数は多いのに…。


    最後まで諦めずに攻め続けたエレファンツだが、結局試合は2‐1で終了。見応えのある好ゲームだった。エレファンツがここで消えるのは勿体無いな。


  • PS
    あの放送席はどうかと思うよ。副音声じゃないんだから……