世界クラブ選手権

日テレが地球一のサッカーを見ようと必死なTOYOTAカップ、実はあれ、世界クラブ選手権=TOYOTAカップという形では1回目だけど、"世界クラブ選手権"としては2回目なんですねぇ〜
第1回は2000年の1月にブラジルで行われ、欧州王者として、97‐98シーズンのUEFACLを制したレアル・マドリー、98‐99シーズンにUEFACLを制したマンチェスター・ユナイテッド、南米王者としてバスコ・ダ・ガマ、北中米カリブ海王者としてネカサ(メキシコ)、アジア王者としてアル・ナスル(サウジアラビア)、アフリカ王者としてラジャ・カサブランカ(モロッコ)、オセアニア王者としてサウス・メルボルン(オーストラリア)、地元代表としてコリンチャンスが参戦。
優勝は、コリンチャンスがPKでバスコを下し優勝。3位はネカサ、レアル・マドリーが4位だった。
このときのレギュレーションは、2つのグループリーグに分かれ、上位2クラブが準決勝を行うもので、マンUも、マドリーもベストメンバーで挑まなかったので、優勝は出来なかった。ちなみに、第2回はスペインで行われる予定だったが、スポンサーの問題などで延期という形になった。ちなみに、第2回の参戦予定だったアジア王者はジュビロ磐田だったのだ。このために、ジュビロは大型補強をするも、結局ムダになってしまった…。
つまり、何が言いたいかというと、アジア、北中米、オセアニア、アフリカのクラブ王者が史上初めて公式戦で対戦したのはこれが2回目でありTOYOTAカップを宣伝するとき、第1回世界クラブ選手権が行われていたことを言っていない。何もかも初めてみたいな感じなのが微妙に引っかかる。
第1回世界クラブ選手権は、大失敗だったけど、その理由の1つとして開催された時期が悪かったと思っている。その開催された時期というのが、1月5日〜1月11日と、正月明けなのだ。欧州は、リーグ戦の再開が近づいてただけに、モチベーションは高くなかったんだろう。