ブルガリア戦雑感
最近、代表戦を見ても熱くならないのは何故だろう…。まぁ、そんなことより試合の感想を
ベルバトフやスティリアン・ペトロフのいない攻撃陣にさほど脅威は感じなかったし、攻撃の精度もそんなに高いと感じなかった。ピンチなんだろうけど、入る気がせんかったし(爆)
この試合はポジション争いがどうとか、仮想クロアチアだとかそんな感じはしなかった。勿論、当落選場の選手達はアピールしようと必死なのだろうけど、ジーコにアピール出来たとは言い難い。序列を崩すにはFWだったらハットトリックみたいに派手なアピールが必要なんだと思う。残念ながら、巻も寿人も阿部も長谷部も遠藤もアピールは足らなかった。
代表の試合って、以前と比べるとDFの前へ前へという姿勢やパスワークは良くなっているとは思うけれど、あの内容では世界では通じない。組織というよりも個人が判断して動いている感が強いし、1つの型に当てはめすぎ*1。あと、楔を入れるのはいいけど、そこからの展開がないのは問題。サイドへはたくにもサイドが上がりきっていないし、戻して大きく展開してもそこに選手がいなかったり、いてもフォローがなかったり…。
んで、気になるのが守備陣ね。調子が下降気味。そういや、守備陣のほとんどの選手が所属クラブの成績が宜しくない選手ばかり。ジュビロ(マコ、川口)しかり、マリノス(中澤)しかり…。控えの茂庭、土肥(東京)、楢崎(グランパス)も同様。ガンバの宮本は、ガンバの調子自体は悪くはないけど、不可欠な存在ではないしね。ここは、思いきって坪井の抜擢ってのはどうだ*2?
GK 川口 5
失点をGKのせいにしてはならない。2失点目は、そんなに鋭い軌道ではなかったけれど、コースは難しいところだったし、人と被ってボールが見えにくかったように感じる。そうなったら、簡単なシュートでも入ってしまうことはめずらしくないしね。ただ、ハイボールをファンブルするなど、不安定な面が目立った。
DF 中澤 5
不安定さが目立つ。高さのあるCBは他にジーコは呼んでいないので、なんとか調子を取り戻して欲しいが…。
DF 宮本 5.5
そんなにマズいシーンはなかったけど、要所で見せる無責任ディフェンスはどうにかならんか…。
DF 田中 5.5
失点のシーンを除けばまずまずだったとは思うが、及第点ほどではないんだよねぇ…。
MF 加地 6
目立ったシーンは多くない。しかし、何度もサイドをアップダウンを繰り返し、クロスも送っていた。
MF 村井 6
最初の失点のシーンは村井は何してるんだ!? と思ったけれど(汗)、攻撃面では良い突破やクロスを見せていた。それだけに怪我は痛すぎる…。
MF 阿部 5.5
最初の時間帯は遠藤、福西と交互に前線に顔をだしたけど、小野・小笠原投入後はインパクト薄。
MF 福西 5.5
阿部と似たような評価。途中交代
MF 遠藤 5.5
トップ下起用。前線に飛び出してくる動きを何度も見せたものの、それだけ。プレースキックの精度も低かった。
FW 巻 6.5
ゴールは勿論だが、やはり、献身的な部分を評価したい。
FW 玉田 6
動きは良かった。キレもあった。引いて貰ってそこからタメを作ることは出来ていた。しかし、決定力はない。これで玉田>巻or寿人ってのはどうかと思うよ。
MF 三都主 6
最近は好調を維持しているので、今シーズンになってからのJリーグの試合やエクアドル戦と比べたらインパクト薄だけど、無駄にコネる回数も減ったし、オフ・ザ・ボールの動きもなかなか。
MF 小野 6
小野投入により、中盤に落着きが見られた。
MF 小笠原 5.5
チャンスに絡む動きの回数はあったけど、流れを変えるほどではなかった。
FW 寿人 5.5
あんまりらしさは見せれなかった。
MF 長谷部 ━
出場時間少ないため採点不能